5月病になっていませんか?
こんにちは。
管理栄養士の中野です。
なんだかやる気がでない、朝起きられない、疲れやすいなど・・・
なんとなく気分がすっきりしないということありませんか?
今の時期にこんな症状があると、よく「5月病」といわれますよね。
でも、これは5月だから起きるというわけではありません。
大きな原因は
「ストレス」
です。
5月は、4月に新しい環境になったことや、ゴールデンウィークで楽しんだ反動、
そして気温差が大きいことなどで、ストレスを感じやすい時期のため、
気分が沈みやすい傾向にあります。
それにより気分が沈むことを5月病といっているのです。
こういう経験はきっとどなたでもありますよね。
大切なのは、そのときにどうするかということです。
今日は、この「5月病」を解消するポイント3つをお伝えします。
1.ストレスを溜めない
ゆっくり寝る時をつくる、嫌なことは後回しにするなど、
ストレスの原因を取り除くことが大切です。
2.ストレスを解消する
趣味を見つける、体を動かす、お酒を飲むなど、
ストレス発散の方法はそれぞれだと思います。
頑張りすぎず、たまには気を抜く時間をつくるというのは、
とても重要です。
3.セロトニンを活かす
管理栄養士である私がお伝えしたい「セロトニン」が、実は
5月病対策としておすすめです。
セロトニンとは、神経伝達物質の一つで、幸せホルモンとも呼ばれています。
このセロトニンが不足すると、気分が落ち込みやすくなりますが、
反対にセロトニンがたっぷり分泌されていると、元気な気分になるということですね。
では、このセロトニンを分泌させるにはどうすればよいかということを
お話させていただきます。
POINT 1 太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びると、セロトニンの分泌が活発になりますので、朝起きたらカーテンを開けることを習慣にしてくださいね。
POINT 2 セロトニンの材料になる栄養素を摂取する
セロトニンをつくるには、トリプトファン・ビタミンB6・炭水化物が必要です。
トリプトファンは、魚や肉、大豆製品、牛乳、ナッツなどに含まれています。
ビタミンB6は、青魚や肉、アボカドなどに含まれています。
炭水化物はご存知の方も多いと思いますが、ご飯やパン・果物や芋などに多く含まれています。
甘いものにも、炭水化物と同じ糖質が多く含まれていますが、甘いもののとりすぎはビタミンB群を多く消費してしまいますので、かえって気分が落ち込みやすくなる可能性があります。
バナナやナッツは、トリプトファンもビタミンB6も多く含んでいますので、間食なにか食べたいときはこちらを利用するといいですね。
ストレスによっておきる厄介な5月病。
これを撃退するためにも、朝起きたら日の光を浴びて、朝食を食べるということを、
ぜひ習慣にしてください。